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あたま・こころ・からだ はぐくむ食事って?あたま・こころ・からだ はぐくむ食事って?

6歳までが大切!幼児期の脳を育てる食事

6歳までが大切!幼児期の脳を育てる食事

「脳を育てる」というと、小学生あるいは中学生以降からの勉強が大切と思うかもしれませんが、実は脳の成長に大切な時期はそれよりももっと前であることをご存じでしょうか。
子どもの体重や身長などの身体的な発達は、成人するまでの間にゆっくりと成長していきますが、子どもの脳は乳幼児期に急激に発達し、6歳までに大人の脳の約9割まで成長すると言われています。
そして、「質の良い脳」を育てるために大切なのが、脳を形成する材料となる食事です。
6歳までに質の良い脳を育てるためには、親が子どもの食事にきちんと気を配る必要がありそうですね。
そこで今回は、子どもの脳を育てるのに大切な食事についてお話します。

「脳を育てる」3つの栄養素

1.ブドウ糖
脳を動かすエネルギー源となるのはブドウ糖です。ごはんやパン、麺類などに含まれる炭水化物は体の中でブドウ糖に分解されて、脳のエネルギー源となり脳の働きを活性化します。

2.オメガ3脂肪酸
脳を構成する成分で多くを占めるのが脂肪です。質の良い脳をつくるために補うべき脂肪は、青魚等に含まれているDHAやEPA、エゴマ油等に含まれているα-リノレン酸といったオメガ3脂肪酸です。オメガ3脂肪酸は、脳に多く存在すると脳の働きを向上させますが、体内では合成できないため、食事からとる必要があります。

3.必須アミノ酸
脳を構成する成分で脂肪の次に多いのがたんぱく質です。たんぱく質を構成するアミノ酸は、脳の神経伝達物質のもとになります。アミノ酸の中でも必須アミノ酸は体内で合成することができないため、食事からとらなければなりません。必須アミノ酸がバランスよく含まれている食品は、肉や卵、乳製品や大豆製品などです。

脳を育てる「青魚」を克服する方法


脳を育てる3つの栄養素として、パンやごはんに含まれているブドウ糖、青魚に含まれているオメガ3脂肪酸、肉、卵、乳製品、大豆製品に含まれている必須アミノ酸をご紹介しました。
これらの中で子どもが苦手な食材は、やはり「青魚」ではないでしょうか。
近年、子どもたちの魚離れが進行しており、特に青魚は臭みやパサついた食感で、骨があって食べにくい等といった理由で子どもからは敬遠されがちです。
そこで、子どもが青魚を食べてくれないと悩んでいるママやパパへ、青魚を克服する対処法をご紹介します。

【青魚を全く食べられない子ども向け】

ちくわやかまぼこなどの練り製品から食べさせてみましょう。練り製品にはアジやイワシなどの青魚も入っていることが多いです。

【青魚に苦手意識がある子ども向け】

いわしのふりかけおにぎりや、いわしせんべい、アーモンドフィッシュなどをおやつにして、青魚への苦手意識を和らげましょう。

【青魚のパサパサとした食感が苦手な子ども向け】

青魚の食感が苦手な子には、アジフライやさんまの竜田揚げにして、サクサクジューシーな食感に変えてあげましょう。

【青魚の骨が苦手な子ども向け】

青魚の骨が苦手な子には、焼き魚の骨をとってほぐしたものをご飯に混ぜてあげましょう。また、骨まで柔らかい鯖缶やさんまの蒲焼缶を汁ごと使って、チャーハンにすると子どもも食べやすくなります。

【青魚の臭みが苦手な子ども向け】

青魚の臭みが苦手な子には、鯖の味噌マヨネーズ焼きや、カレー風味のアジのソテーなど、子どもの好きな調味料で味付けをしてあげましょう。
※青魚を初めて食べさせる際は、アレルギー反応が起きていないか、十分に注意しましょう。

青魚を調理するのが苦手なママやパパは、調理済みの焼き魚や煮魚を買ったり、お寿司の出前を頼んだりするのも良いですね。

 

執筆者紹介幼児食専門家
阿知和 りか
大手食品メーカーで10年間商品開発を担当し、数多くのヒット商品を発売。内閣府食品安全委員会の専門委員の経歴を持ち、現在は子ども料理教室「食育クッキング」を主宰している。学研の「こそだてまっぷ」で連載コラムも人気。

 

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