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あたま・こころ・からだ はぐくむ食事って?あたま・こころ・からだ はぐくむ食事って?

年齢で変わる!?幼児に多い食物アレルギーの原因物質とは!

離乳食を始めたころ、多くのママやパパは食物アレル

ギーについて心配し、気を付けていたと思います。

しかし、子どもが成長して食べられる食品が増えて

くる幼児期になると、徐々に食物アレルギーに対する

意識も薄れてきているのではないでしょうか。

乳児の食物アレルギーの原因物質は、

「鶏卵、牛乳、小麦」の順に多いのですが、年齢とと

もに食物アレルギーの原因物質は大きく変わります。

 

今回は、年齢別食物アレルギーの原因物質と

アレルギー表示の見方について説明しますので、

自分のお子さんの年齢で多い

食物アレルギーの原因物質を確認し、

表示の見方についても学んでおきましょう。

予め知っておくことで、子供に初めての食品を

食べさせるとき注意深くケアができ、

もしアレルギー症状が出てしまったときにも

冷静に対処することができます。

 

 

 

 

 

食物アレルギーとは

食物アレルギーとは、ある特定の食べ物を食べたり

触ったりした後に、アレルギー反応があらわれる

疾患のことです。症状は、かゆみやじんましん、湿疹

など、皮膚にあらわれることが最も多く見られます。

その他、くしゃみや咳などの呼吸器症状、下痢や嘔吐

などの消化器症状、目のかゆみや唇の腫れなどの

粘膜症状、頭痛や意識障害などの神経症状など、

様々な症状があらわれます。

 

 

 

 

 

年齢別原因食品

食物アレルギーを新規に発症した原因物質は、

年齢ごとに大きく異なります。

0歳では、

「鶏卵、牛乳、小麦」の順に多いのに対して、

3~6歳では

「木の実類、魚卵類、落花生」の順になり、

全く異なる食品に入れ変わります。

3~6歳で最も多い「木の実類」は、

近年症例数の増加が顕著です。

木の実類の輸入量の増加にともない、

様々な食品に使用され、子どもが食べる機会が増えた

ことが原因の1つと考えられています。

木の実類のくるみやアーモンド、カシューナッツは、

市販のお菓子やパンなどに粉末状で入っていることが

あり、商品名や見た目だけでは分からないため、

しっかり原材料表示を確認するようにしましょう。

また、初めて食べさせる食物アレルギーのリスクの高い

食材は、病院が開いている平日の午前中に少量を

子どもに与え、食べてから数時間は子どもの様子を

よく観察するようにしましょう。

(食物アレルギー診療ガイドライン2021より引用)

 

 

 

 

 

アレルギー表示のルール

食品表示法により、容器包装された加工食品について

は、表示義務のある食品が定められています。

特に表示の必要性が高い食品として、

特定原材料7品目

「えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生

(ピーナッツ)」の表示が義務付けられています。

また、特定原材料に準ずるものとして、

21品目の表示が推奨されています。

(食物アレルギー診療ガイドライン2021より引用)

 

 

アレルギー表示は原則、原材料ごとに個別表示します

が、最後にまとめて表示する場合もあります。

袋や紙パック、缶詰などの包装された加工食品には

表示義務がありますが、注意が必要なのは外食や

お店で作った総菜パンやお菓子など、包装されずに

販売されている食品です。

これらの食品には、表示を行う義務はありません。

この場合、お店の人に直接、使用している原材料を

聞く必要があるのです。

食物アレルギーが心配な場合は、加工食品の表示を

しっかり確認し、包装されていない食品については

必ずお店の人に聞いて、原因食品が入っていないこと

を確認するようにしましょう。

(食物アレルギー診療ガイドライン2021より引用)

 

 

 

 

 

アレルギー表示に配慮したLUCE(ルーチェ)の商品

LUCE(ルーチェ)の商品ページには、使用されて

いる食物アレルギーを商品ごとに記載してあるので、

食物アレルギーのあるお子さんをお持ちの保護者も、

確認してから安心して購入することができます。

また、アレルギー表示は、原材料ごとに個別に表示す

るか、最後にまとめて表示すればよいのですが、

LUCE(ルーチェ)の商品パッケージには、

個別表示に加えて、別枠に食物アレルギーが見やすく

表示されています。

消費者目線に立った分かりやすい表示をすることは、

安心安全を提供するためにとても大切なことです。

これを機に、今一度食物アレルギーに対する知識を

身に着け、様々な食品の表示をチェックして、

食物アレルギーに対するリスク管理をしておきましょう。

 

 

参考文献:食物アレルギー診療ガイドライン2021

 

商品一覧

執筆者紹介幼児食専門家 阿知和 りか
大手食品メーカーで10年間商品開発を担当し、数多くのヒット商品を発売。内閣府食品安全委員会の専門委員の経歴を持ち、現在は子ども料理教室「食育クッキング」を主宰している。学研の「こそだてまっぷ」で連載コラムも人気。
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