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幼児の熱中症を甘く見ないで!熱中症予防は飲み物と食事も重要

幼児の熱中症を甘く見ないで!熱中症予防は飲み物と食事も重要

今年の夏は全国的に平年より気温が高くなる予想で、猛暑になる可能性も出てきています。

そこで、本格的に暑くなる前から対策をしておきたいのが、子どもの熱中症予防です。
幼児は大人と比べて発汗機能や腎機能が未熟で、体温調節がうまくできないため、
気温が高いと体温が上昇しやすくなります。
また、身長が低いため地面からの照り返しの影響を受けやすく、大人よりも暑さを感じています。
大人が大丈夫だからと甘く見ていると、熱中症で子どもを危険な目に合わせてしまうかもしれません。

熱中症についての正しい知識を身につけ、子どもの体調変化に気を配り、子どもを熱中症から守ってあげましょう。

熱中症について

熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、
体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態のことを指します。
症状は、立ちくらみや大量の発汗から始まり、
吐き気や倦怠感などの症状が出て、重症化すると意識障害やけいれん、
手足の運動障害など、さまざまな症状を引き起こします。

幼児は大人に比べて暑さに弱く、熱中症になりやすいため、大人が気を付けてあげる必要があります。

幼児の熱中症対策


幼児の熱中症対策を6つご紹介します。

1、暑さを避ける
外では日陰を利用し、子どもには必ず帽子を着用させましょう。
また、暑い日には日中の公園の利用は控えて、
自宅で遊ぶか、児童館や図書館などの屋内施設を利用しましょう。

2、室内ではエアコンや扇風機
室内でも熱中症になることがあります。
エアコンや扇風機を使って室温調整をしましょう。
室温は28℃が目安ですが、子どもの体調に合わせてエアコンの設定温度を下げて対応しましょう。

3、吸水性と速乾性に優れた白色の服
子どもは汗をかきやすいので、吸水性と速乾性に優れた素材で、
ゆったりとした通気性のある服を選びましょう。
また、黒系の服は太陽の熱を吸収しやすいので、白系の服がおすすめです。

4、こまめな水分と塩分の補給
汗と一緒に塩分も失われるため、十分な水分と塩分の補給が大切です。
「のどが渇いた」と思ったときには、すでにかなりの水分が失われているので、
のどが渇く前に、こまめに水分補給をしましょう。

熱中症予防には経口補水液やスポーツドリンクがおすすめです。

5、冷却グッズを身につけよう
水で濡らしたハンカチや冷却シートなどの冷却グッズを子どもにつけてあげましょう。
太い血管のあるわきの下や首元などを冷やしてあげると、効率的に体を冷やすことができます。

6、ウイルス対策をしてマスクをはずそう
マスクを着けていると体温調節がしづらくなります。
特に幼児は自分の脱水状態に気付きにくいため、
屋外では人との距離を十分保つなどしてウイルス対策をした上で、
マスクをはずしましょう。

熱中症予防におすすめの飲料

脱水を防ぐのに適しているのが経口補水液です。
もし経口補水液が自宅に無い場合はスポーツドリンクでも塩分と糖分を補給できます。
のどが渇く前や出かける前に子どもに飲ませて、外出時は水筒を持ち歩きましょう。
夏場は毎朝、コップ1杯の経口補水液やスポーツドリンクを飲むことを習慣にしても良いですね。
ただし、経口補水液に比べてスポーツドリンクは糖分がたくさん入っているため、飲みすぎには注意が必要です。
幼児の場合、経口補水液は1日にコップ2~3杯、スポーツドリンクは1~2杯を目安に摂取して、
その他はナトリウムやカリウムを豊富に含む麦茶を飲むのもおすすめです。

熱中症予防におすすめの食事

熱中症予防には飲料だけでなく食事からも栄養を補給することが大切です。
暑くて食欲が無いからといって、のど越しの良い麺類や冷たいアイスなど偏った食事をしていると
、暑さに打ち勝つ丈夫な体は作られません。
熱中症予防にはさまざまな栄養素が必要なため
、バランスの良い食事を1日3食しっかり摂ることが大切です。
特に朝食は重要で、朝の食事で体と脳は活動状態に切り替わり、
夜寝ている間に汗などで失った水分と塩分を補ってくれるので、
子どもには朝食をしっかり食べさせましょう。
熱中症予防に効果的な栄養素は、ナトリウムやカリウム、エネルギー源になる糖質、疲労回復効果のあるビタミンB1です。
これらの栄養素がしっかりとれる豚肉や納豆、大豆製品や玄米ごはんを積極的に摂るように心がけましょう。

LUCEおすすめの熱中症対策メニュー

具だくさん豚汁

 

 豚肉でビタミンB1と、たっぷり6種の野菜でビタミン・ミネラルが補給できます。お味噌で塩分も補給できるので、おにぎりと「具だくさん豚汁」で熱中症予防のための朝食はばっちりです。

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参考文献
熱中症診療ガイドライン2015
厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト」:https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/index.html
国立成育医療研究センター「子どもの病気 熱中症(熱射病)」:http://www.ncchd.go.jp/hospital/sickness/children/heatstroke.html

執筆者紹介幼児食専門家 阿知和 りか
大手食品メーカーで10年間商品開発を担当し、数多くのヒット商品を発売。内閣府食品安全委員会の専門委員の経歴を持ち、現在は子ども料理教室「食育クッキング」を主宰している。学研の「こそだてまっぷ」連載コラムも人気。
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