こんにちは!
コロナ禍ではありますが、外に出れば春の陽気を感じられるようになってきましたね🌸
さて今日は「なぜ幼児食が大切なの?」第3弾です。
3.将来の健康のため
脳卒中、がん、心臓病などは全死因の中でも上位を占め、40~60歳くらいの働き盛りに多い疾病」として成人病と呼ばれていました。
しかし大人になってから急に病気になるのではありません。子どものころからの生活習慣の乱れが影響する病気として「生活習慣病」と言われるようになりました。
一番気になる!なおかつすぐに意識できるのは塩分量ではないでしょうか。
塩分過多は、高血圧や腎臓機能(水分をろ過する働はたらき)の低下につながります。
1日に必要な塩分量は、1~2歳で3g、3~5歳で4g、6~7歳で5g程度と言われています。
ある研究では5歳と60歳で味の感じ方に違いがあるか実験したところ、なんと60歳が美味しいと感じるのには5歳の2倍の調味料が必要だったとの結果が出ました。
乳幼児期に塩辛いものに慣れて好むようになってしまうと、将来大変なことに・・・。
大人がおいしいと感じる半量を目安に、味付けをしてみてはいかがでしょうか。
ここまで3回にわたって幼児食の大切さをお伝えしてきました。
「幼児食」は「大人食」と全く別のものをつくるわけではなく、調味段階で取り分けてあげたり、市販品を上手に活用するなど少しの工夫でできることです。
子どもたちの健康は、私たち大人にかかっていますよ◎